この記事の要点

  • 更年期の不眠は女性ホルモンの低下と自律神経の乱れが背景にあります
  • 夜中に何度も目が覚める、眠りが浅い、ホットフラッシュで目覚めるといった状態が対象です
  • 10年間眠れなかった50代女性が漢方で睡眠薬をやめられた経過を紹介しています
目次

更年期の不眠が漢方で改善した症例

夜中に目が覚める・眠りが浅い方へ

更年期に入ってから「眠れなくなった」という相談はとても多くあります。
例えば次のような症状です。

  • 夜中に何度も目が覚める
  • 眠りが浅く夢ばかり見る
  • ホットフラッシュで目が覚める
  • 朝起きても疲れが取れない
  • 寝ても熟睡感がない

このような状態が続くと日中の集中力や体力にも影響し、生活の質が大きく低下してしまいます。
更年期の不眠は、体質に合った漢方を使うことで改善するケースも少なくありません。

今回は、実際に漢方で改善した更年期の不眠の症例をご紹介します。

同じように眠れない状態が続いている方は漢方相談のご予約から体質を確認してみてください。LINEでのご相談も承っています。

更年期に不眠が起こる理由

更年期の不眠は、主に次のような体の変化によって起こります。

女性ホルモンの低下

更年期になるとエストロゲンが急激に減少します。
この影響で自律神経のバランスが乱れやすくなります。

自律神経の乱れ

自律神経が乱れると緊張とリラックスのバランスが崩れ、夜に無意識に緊張状態になり「寝つきが悪くなる」「夜中に目が覚める」「眠りが浅くなる」等の睡眠のトラブルが起こります。

不安やイライラ

更年期では精神的な不安やイライラが強くなることがあります。
このストレスが睡眠を妨げる原因になることもあります。

このように、複数の要因が重なって更年期の不眠が起こることがあります。

更年期の不眠は3つのタイプに分かれます

同じ不眠でも眠れ方によって背景が変わります。ご相談ではどのタイプに当てはまるかを最初に伺います。

  • 寝つけない(入眠困難)。布団に入っても頭が冴えて眠りに入れないタイプです。緊張や考えごとが続いている方に多く見られます
  • 夜中に何度も目が覚める(中途覚醒)。更年期の不眠で最も多いタイプです。ホットフラッシュや寝汗で目が覚める方もおられます
  • 朝早く目が覚める(早朝覚醒)。まだ眠りたいのに明け方に目が覚めてそのまま眠れないタイプです。体力の低下が背景にあることがあります

複数のタイプが重なることも珍しくありません。今回ご紹介する患者さんも夜中に目が覚めるタイプが中心でした。

【実際の症例】10年間眠れなかった女性が、ぐっすり眠れるように

患者さんプロフィール

  • お名前:M.Kさん(仮名)
  • 年齢・性別:56歳・女性
  • 地域:大阪府吹田市

来店時のご相談内容

40代後半から徐々に「寝つきが悪い」「夜中に何度も目が覚める」状態が続くようになり、睡眠薬を服用開始。
しかし年々薬の量が増え、薬なしでは一睡もできないという状態に。

更年期の症状(ホットフラッシュ・イライラ・不安感)も重なり、病院を変えても根本改善せず…。
「自然な方法で改善したい」と、当店にご相談くださいました。

漢方治療の経過と変化

▶ 初回カウンセリング

主な症状

  • 睡眠薬を服用しても夜中に2〜3回目が覚める
  • 眠りが浅い
  • ホットフラッシュ
  • 気持ちの落ち込み

体質を詳しく確認すると【自律神経の乱れ】【体力の低下】【ストレス】が重なっている状態でした。
そこで体質に合わせた漢方薬を服用していただきました。

▶ 1ヶ月後

  • 夜中の目覚めが1回に減少
  • 朝のだるさが軽くなった
  • 不安感も和らぎ、気持ちが落ち着く

▶ 3ヶ月後

  • 途中で起きることがなくなった
  • 日中の眠気が減り、仕事に集中できるように
  • 睡眠薬の量を半分に減らすことができた

▶ 6ヶ月後

  • 睡眠薬を完全に中止
  • 毎晩7時間ぐっすり眠れるようになり、「夢を見た記憶がないほど熟睡している」とのこと
  • 顔色も明るく、肌ツヤも改善

患者さんの声

M.Kさん
吹田市

「10年間の悩みから解放され、人生が変わりました。」

睡眠薬がないと不安で外泊もできず、旅行もあきらめていました。
でも漢方を始めて少しずつ良くなっていく感覚があり、あの不安から自由になれたことが本当に嬉しいです。
優しく話を聞いてくださる先生のおかげで、心から信頼して続けることができました。
今では友達との旅行も楽しんでいます。

今回の金額の目安

1日あたり920 円(税込) 

※体質や症状により処方内容が変わります。ご予算に応じた調整も可能です。無理なく続けられるようご提案します。

同じような不眠のお悩みも体質によって整え方が変わります。ご自身の場合はどうか気になる方はLINEで気軽にご相談いただけます。

睡眠薬を減らしていくときに大切なこと

睡眠薬をやめたいというご相談は非常に多くいただきます。ただし進め方を誤ると不眠が強く戻ってしまうことがあります。

  • 自己判断で急にやめない。急な中止は反動で眠れなくなることがあります
  • 眠れる状態を先に作る。漢方で睡眠が安定してきてから減らすという順番が安全です
  • 減らすときは処方した医師に相談する。薬の種類によって減らし方が異なります
  • 焦らない。今回の患者さんも半年かけて段階的に減らしています

当店では薬をやめること自体を目標にはしていません。眠れる状態が続いた結果として減らせるようになる。この順番を大切にしています。

更年期の不眠に使われる漢方薬

更年期の不眠では体質に応じて次のような漢方を使うことがあります。

  • 加味逍遙散
  • 酸棗仁湯
  • 加味帰脾湯
  • 柴胡加竜骨牡蛎湯

ただし同じ不眠でも体質が違えば薬方も変わります。

自己判断ではなく、体質に合わせて選ぶことが重要です。

更年期の不眠に自分でできること

  • 朝起きたら光を浴びる。体内時計が整い夜に眠気が出やすくなります
  • 夕方以降のカフェインを控える。緑茶やコーヒーは思ったより長く体に残ります
  • 就寝前にスマートフォンを見る時間を短くする。画面の光と情報が脳を覚醒させます
  • 入浴は就寝の1時間前までに済ませる。体温が下がるタイミングで眠気が来ます
  • 昼寝は15分程度にとどめる。長い昼寝は夜の眠りを浅くします
  • 眠れない夜は一度布団から出る。眠れないまま横になり続けると布団が緊張する場所になってしまいます

すべてを完璧にする必要はありません。できるものから試してみてください。体質に合った薬方と組み合わせると変化が出やすくなります。

よくあるご質問(Q&A)

Q
更年期の不眠でも改善しますか?
A

自律神経の乱れが関連するケースが多いので、体質に合った漢方で改善しやすいです。

Q
睡眠薬を飲んでいますが併用できますか?
A

多くの場合は可能です。服用薬をお知らせいただければ相互作用を避けた処方を提案いたします。

Q
どのくらいで効果が出ますか?
A

軽い方で1ヶ月以内、慢性的な不眠の場合は3〜6ヶ月で安定される方が多いです。

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更年期の不眠は体質を整えることで改善することがほとんどです。

当店では体質を詳しく確認しながらあなた専用の漢方処方をご提案します。

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