「朝になると体が動かない」…そのつらさ、体質から改善できます

  • 朝起きられず学校や仕事に行けない
  • めまい・立ちくらみ・頭痛が続いている
  • 病院で「自律神経の乱れ」と言われ薬を出されたけど効かない
  • 「怠けている」と誤解され、本人も家族もつらい
  • 思春期の子どもが不登校気味になってしまった

このような症状が続く場合、「起立性調節障害(OD)」の可能性があります。
当薬局にも、10代~20代を中心に、同じようなお悩みを抱えてご相談に来られる方が増えています。

起立性調節障害とは?

起立性調節障害は、自律神経の働きが乱れ、血圧や血流の調節がうまくいかなくなる病気です。
特に思春期の子どもに多く見られ、心身の成長とホルモンバランスの変化、ストレスなどが関係しています。

【主な症状】

  • 朝起きられない、午前中に動けない
  • めまい、ふらつき、失神
  • 頭痛、吐き気、動悸
  • 食欲不振、イライラ、不安感
  • 午後からは元気になる(周囲に理解されにくい)

なぜ漢方が起立性調節障害に効果的なのか?

西洋医学では、自律神経調整薬や血圧を上げる薬などが処方されることが多いですが、
「効果を感じない」「副作用がつらい」「薬に頼らず治したい」と感じて来店される方が多くいます。

漢方のアプローチは「心と体のバランスを整えること」

漢方では、ODを以下のように捉えます。

漢方体質症状の特徴
気虚(ききょ)エネルギー不足。疲れやすい、朝動けない、倦怠感
血虚(けっきょ)体が冷える、低血圧、朝に弱い
肝鬱気滞(かんうつきたい)ストレスや緊張、情緒不安定、眠りが浅い
痰湿(たんしつ)胃腸虚弱、頭が重い、むくみやすい

症状の背景にある「体質の乱れ」を見極め、体の内側から整えることで自然と改善が進むのが漢方の強みです。

【症例紹介】起き上がれなかった中学生が元気に登校できるように|14歳女子

患者さんプロフィール

  • 名前:M.Hさん
  • 年齢:14歳・女性
  • 学年:中学2年生
  • 地域:大阪府豊中市
  • 主訴:朝起きられない、吐き気、頭痛、午後からは元気、学校を休みがち

来店時の状況

小学校高学年から少しずつ朝が弱くなり、中学進学後は完全に起き上がれなくなる。
内科・心療内科を受診し「起立性調節障害」と診断され、メトリジン・トフラニールを処方されるも副作用が強く断薬。
「体に合った自然な方法で改善したい」と漢方相談に来局。

治療経過と変化

▶ 初回診察

脈・舌・問診から「気虚+血虚+肝鬱タイプ」と判明。
体力を補う処方+自律神経を安定させる生薬+胃腸の調整を併用。

▶ 1ヶ月目

  • 朝起きた後の吐き気が軽減
  • 頭痛の頻度が減る
  • 昼から元気になっていたのが午前にも動ける日が出てくる

▶ 3ヶ月目

  • 週3日ほど登校できるようになる
  • 表情が明るくなり、食欲も安定
  • 朝の着替えや朝食がスムーズに

▶ 6ヶ月目

  • 学校にほぼ毎日通えるようになる
  • 「朝が怖くなくなった」と本人が笑顔に
  • ご家族も「本当に変わった」と喜ばれる

患者さんの声(ご家族より)

「まるで別人のように元気になりました」
薬で良くならず、本人も家族も限界でした。
体の弱りと自律神経の乱れが漢方で整ったのか、自然と起きられるようになり、学校にも通えるようになって本当に驚いています。
今は心から笑う娘を見るのがうれしいです。

よくあるご質問(Q&A)

Q
子どもに漢方薬は使っても大丈夫ですか?
A

はい、安全な生薬を使用し、年齢・体質・状態に合わせて処方します。小学生~高校生の症例も多数ございます。

Q
病院の薬と併用してもいいですか?
A

基本的に可能です。医師の指示に従いながら、体質改善を進めていくことで相乗効果が期待できます。

Q
どのくらいで改善しますか?
A

目安は3~6ヶ月。ですが、早い方は1ヶ月目から変化を実感されることもあります。

【無料体質チェック&LINE相談受付中】起きられない朝を、変えるために

つらい症状に悩むご本人も、支えるご家族も、「これ以上どうしたらいいの…」と感じていませんか?
漢方には、体を根本から整える力があります。まずはお気軽にご相談ください。

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