不登校・無気力の背景とは?
思春期のお子さまに増えている「不登校」や「無気力」。
「朝になると学校に行きたくない」「勉強に集中できない」「部屋にこもりがち」など、ご家族にとっても大きな心配事です。
よく見られるサイン
- 朝起きても疲れている、体が重い
- 勉強や趣味への興味を失っている
- 食欲がない、あるいは過食気味
- イライラや不安が強い
- スマホやゲームに依存して生活リズムが崩れている
背景には、ストレス・自律神経の乱れ・ホルモンバランスの変化・体質的な虚弱などが複雑に絡み合っています。
なぜ漢方が有効なのか?|無気力・不登校へのアプローチ
❶ 体のエネルギー不足(気虚)を補う
漢方では「気(エネルギー)」が不足すると、やる気が出ない・朝がつらいといった状態に陥ると考えます。補気の処方で体にエネルギーを取り戻します。
❷ 心を安定させる(心血不足・肝鬱)
精神的ストレスで心血が不足すると、不安・イライラ・無気力が生じます。漢方は「心と体を一緒に整える」ことで改善を目指します。
❸ 脳と自律神経のバランスを調整
夜眠れない・朝起きられないなど、生活リズムの乱れにも対応。自然な眠りを促し、自律神経の安定を助けます。
【実際の症例】無気力で不登校だった男子中学生が前向きに
●患者さんプロフィール
- お名前:K.Tさん
- 年齢・性別:14歳・男性(中学2年生)
- 地域:大阪府豊中市
●来店時の状況
中学1年の冬から次第に朝起きられず、学校を休む日が増加。
- 「勉強したい気持ちはあるのに体が動かない」
- 「ゲームばかりで生活リズムが崩れている」
- 病院では「うつの傾向」と言われ、心理的なサポートを勧められたが本人は拒否。
ご両親が「安定剤に頼らない方法を探したい」とご来店。
漢方治療の経過
▶ 1ヶ月目
- 夜の入眠がスムーズに
- 朝のだるさが軽くなり、午前中に勉強できる日が出てきた
▶ 3ヶ月目
- 家族との会話が増える
- 学校へ週2〜3日登校
- 「部活に顔を出したい」と自ら発言
▶ 6ヶ月目
- 毎日通学できるように
- テスト勉強に集中でき、点数も上昇
- 表情に明るさが戻り、自信を取り戻した
ご家族の声

「笑顔が戻って本当に安心しました」
学校を休みがちになり、部屋で寝てばかりの息子に声をかけても反応が薄く、どうしてあげれば良いか悩んでいました。
こちらで丁寧に体質を診てもらい、少しずつ改善する姿を見て“必ず良くなる”と希望が持てました。今では「明日も部活ある!」と笑顔で話す姿に胸がいっぱいです。
今回の漢方治療の料金目安
1日あたり 1040円
漢方治療は、一人ひとりの体質に合わせたオーダーメイドの治療を行うため、薬の選び方や服用量、治療期間が異なります。カウンセリングにて詳細をご提案します。
よくあるご質問(Q&A)
- Q不登校や無気力は心の問題だけではないのですか?
- A
心の問題も大きいですが、体のエネルギー不足や自律神経の乱れが原因で気持ちが動かないことも多いです。漢方は体と心を同時に整えます。
- Q薬を使わずに改善できますか?
- A
漢方のみで改善される方も多くいらっしゃいます。もちろん、他の医療機関での治療やカウンセリングと併用することも可能です。
- Q改善までの期間はどのくらいですか?
- A
個人差はありますが、3〜6ヶ月で前向きな変化が見られるケースが多いです。
【まずはご相談ください】親子で安心できる漢方カウンセリング
不登校や無気力は、本人だけでなく家族全体で苦しんでいる方が多いです。
しかし、体質を整えれば少しずつ改善し、再び笑顔を取り戻すことは可能です。