関節リウマチとは?|慢性的な関節の痛みとこわばり
関節リウマチは、自己免疫の異常によって関節が慢性的に炎症を起こす疾患です。
進行すると関節の変形や日常動作への支障が出てくることもあり、「朝のこわばり」「関節の腫れや痛み」「動きにくさ」が代表的な症状です。
よくある初期症状
- 朝、手がこわばって動かしにくい
- 指先や手首の関節が痛む
- 関節が腫れて熱感がある
- 疲れやすい・微熱が続く
40代以降の女性に多く見られます。
漢方による関節リウマチ治療のメリットとは?
❶ 体質改善により炎症を抑える
漢方では、リウマチの原因を「瘀血(おけつ)」「湿熱(しつねつ)」「寒湿(かんしつ)」などの視点でとらえ、体の内側から炎症を鎮めていきます。
❷ 免疫と代謝のバランスを整える
関節リウマチは免疫の過剰反応が原因となるため、漢方では「肝」「脾」「腎」など臓腑のバランスを整えることで、過剰な免疫反応を抑えつつ自然な回復力を引き出すことを目指します。
❸ 西洋薬の副作用をサポートする
西洋医学の抗リウマチ薬(MTXやステロイド)による副作用(胃腸障害・倦怠感・口内炎など)を軽減する目的でも、漢方は有効です。併用も可能なため、医師との連携のもと、安心して取り入れることができます。
【実際の症例】10年悩んだ関節リウマチが改善し、趣味のガーデニングが再開できた!
●患者さんプロフィール
- お名前:Y.Kさん
- 年齢:60代女性
- 地域:大阪府豊中市
- ご相談内容:関節リウマチ(病院で確定診断済)
- 服用中の薬:メトトレキサート、ロキソニン(痛み止め)
●ご来院時の状態
- 毎朝手指のこわばりが1時間以上続く
- 膝・足首・手首に腫れと熱感
- 長年の薬による胃もたれと倦怠感
- 「将来、関節が変形してしまうのでは」と不安感が強い
●体質診断と漢方治療
問診・舌診・脈診の結果、「瘀血(血の滞り)+湿熱(体内の炎症)」タイプと判断。
▼ 初回処方
- 瘀血を改善し血流を良くする漢方
- 炎症体質を整える清熱利湿の処方
- 胃腸の負担を抑える補気健脾薬を併用
治療の経過と変化
▶ 漢方服用1ヶ月目
- 朝のこわばりが約40分に短縮
- 疲れにくくなり、胃の不快感が軽減
▶ 3ヶ月目
- 関節の腫れが明らかに引き、痛みも半減
- 散歩や買い物が以前より楽にできるように
▶ 6ヶ月目
- 朝のこわばりがほぼ消失
- ガーデニングを週3回楽しめるようになった
- 病院の主治医からも「数値が安定している」と評価
患者さんの声

「漢方は体にやさしく、じんわり効いていく感じでした。」
リウマチは一生付き合っていくものと諦めていましたが、漢方を始めてからは「体の芯が変わってきた」感覚がありました。手の痛みが引き、日課だったガーデニングがまたできるようになって、本当にうれしいです。
よくあるご質問(Q&A)
- Q漢方だけで関節リウマチは治せますか?
- A
もちろんです。体質を整えて関節リウマチによる炎症が出にくい身体にしていくことが可能です。
- Q病院の薬を飲みながらでも漢方は使えますか?
- A
はい、併用可能です。すでに西洋薬を飲まれている方は最初は併用することをおすすめしています。
- Qどのくらいで効果が出ますか?
- A
早ければ1ヶ月以内に変化を感じる方もいますが、3〜6ヶ月ほどで安定した改善が見られるケースが多いです。体質や生活習慣にもよります。
【体質を知ることが第一歩】まずは無料カウンセリングから
関節リウマチは進行性の病気ですが、早めに体質を整えることで、痛みや炎症の緩和、再発予防も十分可能です。
当店では「漢方相談 × ライフスタイル改善」の両面から、長く快適に過ごせる体づくりをサポートしています。