パニック障害とは?症状とその背景
パニック障害とは、突然の強い不安や恐怖に襲われ、動悸・息苦しさ・めまい・手足のしびれなどのパニック発作を繰り返す病気です。
症状は急に現れ、「このまま死んでしまうのでは」と感じるほどの強烈な恐怖に襲われることもあります。その経験がトラウマとなり、発作が起こった場所や状況を避けるようになり、次第に外出や人混みを避けるなど生活の幅が狭くなってしまうことも。
主な症状
- 突然の激しい動悸や息切れ
- 胸の圧迫感、めまい、震え
- 強い不安感や「このまま死ぬのでは」という恐怖
- 電車・バス・エレベーターなどの閉鎖空間での不安
- 再発への恐怖や予期不安
パニック障害は、精神科・心療内科では抗不安薬や抗うつ薬が用いられますが、「薬を飲み続けるのが不安」「副作用がつらい」「根本的に治したい」と、漢方による自然なアプローチを希望される方が増えています。
漢方でパニック障害が改善する理由
❶ 心と体、両方を整える漢方の全人的アプローチ
漢方では「心と体はつながっている」と考え、気(き)・血(けつ)・水(すい)や五臓六腑のバランスを整えることで、精神面の不安や自律神経の乱れにアプローチします。
❷ 長期的な体質改善で再発しにくい身体へ
一時的な症状の抑制ではなく、根本にある体質(虚弱・冷え・肝気鬱結など)を改善することで、予期不安や再発のリスクも軽減されます。
❸ 自然で副作用が少なく、継続しやすい
漢方薬は植物や鉱物など自然由来の原料を使用しているため、依存性が少なく、副作用の心配も少ないのが特徴です。特に体調が不安定な方にとっては、安心して服用しやすい選択肢です。
【実際の症例】外出もままならなかった40代女性が、笑顔で旅行に行けるまでに
●患者さんプロフィール
- お名前:M.Kさん
- 年齢・性別:44歳・女性
- 地域:大阪府吹田市
●来店時のご相談内容
- 半年前、仕事中に突然強い動悸と息苦しさに襲われ、その後も何度か同様の発作を経験
- 電車や人混みで予期不安が強く、通勤すら困難に
- 精神科でパニック障害と診断され、薬を服用していたが、頭がぼーっとする副作用がつらく、徐々に減薬
- 「自然な方法で改善したい」と漢方相談に来店
漢方治療の経過と変化
▶ 服用1ヶ月後
- 寝付きが良くなり、朝の気分が軽くなる
- 発作は起こっていないが、電車に乗るのはまだ怖い
▶ 3ヶ月後
- 一人で近所の買い物に行けるようになる
- 以前より外出に前向きな気持ちが持てるようになった
▶ 6ヶ月後
- 通勤電車も乗れるように
- 家族と京都旅行にも行けた!「また行きたい」と話すまでに回復
患者さんの声

「安心感が少しずつ広がっていきました」
初めは不安で、相談するのも緊張していました。でも先生がとても丁寧に話を聞いてくださって、毎回「ここに来ると安心する」と感じていました。焦らず、無理せず続けられたおかげで、半年後には旅行までできるようになりました。薬に頼らない自分を取り戻せて嬉しいです。
よくあるご質問(Q&A)
- Qパニック障害は漢方で治せますか?
- A
改善された方が多くいらっしゃいます。体質に合った漢方薬を継続することで、症状の軽減〜再発予防までが可能です
- Q西洋薬との併用は大丈夫?
- A
基本的に併用は可能ですが、現在服用中のお薬は必ずご申告ください。相互作用に配慮した処方をご提案します。
- Q相談はどのように行いますか?
- A
店舗での対面相談のほか、LINEやオンラインでの漢方相談も可能です。お電話でもご相談いただけます。
【まずは一歩を踏み出してみませんか?】体と心の声を、漢方で整える
パニック障害は「心の病」と思われがちですが、漢方では体質やエネルギーの巡りが大きく関係すると考えます。
不安や恐怖に悩まれている方へ、ご自身の体質に合った自然な改善法を。