「寝つけない・途中で起きる・朝がつらい」それ、不眠症かもしれません
現代人に多い悩みのひとつに、「夜ぐっすり眠れない」「寝ても疲れが取れない」といった不眠症(睡眠障害)があります。
代表的な症状
- 夜布団に入っても寝つけない(入眠障害)
- 何度も目が覚めてしまう(中途覚醒)
- 早朝に目が覚める(早朝覚醒)
- 眠りが浅く、夢ばかり見る(熟眠障害)
慢性的な睡眠不足は、集中力の低下・不安感・うつ傾向・自律神経の乱れにもつながります。
原因として多いもの
- ストレス、悩み、不安
- 自律神経の乱れ
- 更年期によるホルモンバランスの変化
- 胃腸虚弱・冷え・気の滞りなど体質的要因
漢方が不眠に有効な理由とは?
不眠は「心(しん)の乱れ」として、漢方では心・肝・脾・腎などの臓腑のバランスの乱れとして捉えます。
心身を総合的に整えることで、「眠れる体」を根本から作っていくことができます。
❶ オーダーメイドで心身のバランスを整える
- ストレス → 肝の高ぶりを抑える
- 心配性・不安 → 心血の不足を補う
- 更年期 → 腎陰虚を調整する
といったように、その方の体質に応じた処方を組み立てます。
❷ 睡眠薬に頼らない自然な改善
漢方は身体の自然なリズムを整えていくため、依存や副作用の心配が少なく、睡眠薬を減らしたい方にも適しています。
【実際の症例】10年以上眠れなかった女性が、ぐっすり眠れるように
●患者プロフィール
- お名前:M.Kさん(仮名)
- 年齢・性別:56歳・女性
- 地域:大阪府吹田市
●来店時のご相談内容
40代後半から、徐々に「寝つきが悪い」「夜中に何度も目が覚める」状態が続くようになり、睡眠薬を服用開始。
しかし年々薬の量が増え、「薬なしでは一睡もできない」という状態に。
更年期の症状(ホットフラッシュ・イライラ・不安感)も重なり、病院を変えても根本改善せず…。
「自然な方法で改善したい」と、当店にご相談くださいました。
漢方治療の経過と変化
▶ 初回カウンセリング
- 舌診、脈診、問診から、「心脾両虚」+「腎陰虚」タイプと判断
- 心血が不足し、眠りを保てない状態
- 腎の潤いが足りず、寝汗やのぼせもあり
【処方方針】
- 心を養い、血を補い、緊張を緩める処方
- 腎陰を補ってホットフラッシュを軽減する処方を併用
▶ 1ヶ月後
- 夜中の目覚めが1回に減少
- 朝のだるさが軽くなった
- 不安感も和らぎ、気持ちが落ち着く
▶ 3ヶ月後
- 入眠がスムーズに
- 日中の眠気が減り、仕事に集中できるように
- 睡眠薬の量を半分に減らすことができた
▶ 6ヶ月後
- 睡眠薬を完全に中止
- 毎晩7時間ぐっすり眠れるようになり、「夢を見た記憶がないほど熟睡している」とのこと
- 顔色も明るく、肌ツヤも改善
患者さんの声

「10年以上の悩みから解放され、人生が変わりました。」
睡眠薬がないと不安で外泊もできず、旅行もあきらめていました。でも漢方を始めて少しずつ良くなっていく感覚があり、あの不安から自由になれたことが本当に嬉しいです。
優しく話を聞いてくださる先生のおかげで、心から信頼して続けることができました。今では友達との旅行も楽しんでいます。
よくあるご質問(Q&A)
- Q不眠にはどんな漢方薬が使われますか?
- A
「酸棗仁湯」「加味逍遙散」などが知られていますが、実際には体質ごとに処方が異なります。市販薬とは違い、カスタマイズ処方が鍵です。
- Q睡眠薬を飲んでいますが、併用できますか?
- A
多くの場合は可能です。服用薬をお知らせいただければ、相互作用を避けた処方を提案いたします。
- Qどのくらいで効果が出ますか?
- A
軽い方で1ヶ月以内、慢性的な不眠の場合は3〜6ヶ月で安定される方が多いです。
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