機能性ディスペプシア＜漢方治療3ヶ月目＞

2025年4月15日 2025年4月15日三井翔

三井翔

機能性ディスペプシア – 胃のもたれ・食後の不快感を改善する漢方アプローチ！

機能性ディスペプシア（Functional Dyspepsia）は、胃の痛み、胃もたれ、食後の膨満感、吐き気などの症状が続くにもかかわらず、内視鏡などの検査で異常が見つからない消化管機能の障害です。

漢方では、以下のようなタイプに分けて治療を行います。

🔸 脾胃虚弱タイプ → 食後すぐに胃もたれ、疲れやすい、下痢しやすい
🔸 肝胃不和タイプ → ストレスで胃がキリキリ痛む、ゲップ、張った感じ
🔸 食積・痰湿タイプ → 食欲不振、胃の中に何か残っている感じ、舌苔が厚い

機能性ディスペプシアの改善には、胃腸の機能を高め、自律神経を整えることがポイントになります。西洋薬で効果が出にくい方にも、漢方による体質改善が効果的です。

本日の患者さんは、数年前から食後の胃もたれや不快感、時折吐き気が続いている40代女性です。

・食後すぐにお腹が張って苦しくなる
・朝食が食べられない日が続く
・ストレスがあると胃の調子が一気に悪くなる
・内視鏡検査では異常が見つからず、機能性ディスペプシアと診断された
・処方された胃薬では改善が見られず、漢方での根本改善を希望

✅ 漢方治療を始めて1ヶ月
・朝の胃の不快感が軽減
・食後の胃もたれの頻度がやや減少
・便通が整ってきた

✅ 漢方治療を始めて2ヶ月
・朝食が少しずつ食べられるようになる
・張った感じや胃の重さが軽くなる
・吐き気がほとんど出なくなってくる

✅ 漢方治療を始めて3ヶ月（治療途中）
・食後の胃もたれがほとんどなくなり、快適に食事ができるように
・ストレスを感じても胃の不調が出にくくなる
・全体的に胃腸の調子が安定してきた

「以前は食後が憂うつで、外食も避けていましたが、今は普通に食事を楽しめるようになってきました。薬に頼らず体調が整ってきたのがとても嬉しいです。」

💰 本日の漢方薬：1日あたり980円
※同じような症状でも、漢方薬の内容や効果には個人差があります。

✔ 胃の働きを根本から整える → 自律神経と胃腸のバランスを改善
✔ 副作用が少ない → 胃薬で起こりやすい副作用の心配が少ない
✔ 体全体の調子も整う → 冷えや疲れ、不眠なども一緒に改善
✔ 長期的な体質改善が可能 → 再発しにくい体へ導く

🌿 ゆっくりよく噛んで食べる → 胃の負担を減らす
🌿 冷たいもの・脂っこいものを控える → 消化力を保つ
🌿 ストレスを溜めない習慣 → 自律神経の安定につながる
🌿 腹八分目を意識 → 胃の余力を保つ

Q. 機能性ディスペプシアに漢方は本当に効果がありますか？
A. はい。胃腸を整えることで、食後の不快感や胃もたれなどの症状を改善するケースが多く見られます。

Q. 病院の薬と併用できますか？
A. 併用は可能です。薬を減らしたい方にもおすすめです。

Q. どれくらいで効果が出ますか？
A. 体質によりますが、1～3ヶ月で改善を実感される方が多いです。

🔍 「機能性ディスペプシア漢方」「胃もたれ改善漢方」「食後の不快感漢方」 で検索してこの記事を見つけた方も、ぜひ一度漢方による体質改善を試してみませんか？

三井翔大阪漢方薬房代表

東洋医学全般を学び、漢方だけでなく鍼灸も習得済み。
兵庫県伊丹市で15年以上漢方専門店を経営し、大阪府豊中市にも店舗を構える。
伝統的な漢方理論と最新の健康科学を融合させ、個々の体質やライフスタイルに合わせた漢方治療を提供。
漢方勉強会の講師や、企業向け健康管理プログラムの監修等でも活動中。