PMS（月経前症候群）＜漢方治療5ヶ月目＞治療終了

2025年4月1日 2025年4月1日三井翔

三井翔

PMS（月経前症候群） – 漢方でつらい症状を根本改善！

PMS（月経前症候群）は、女性ホルモンの乱れやストレス、自律神経の不調などが原因で起こります。漢方治療では以下のタイプ別にアプローチをします。

🔸 肝気鬱結（ストレスやイライラが強い） → 気分の落ち込み、イライラ、胸の張り
🔸 血虚（血流不足） → めまい、倦怠感、冷え
🔸 瘀血（血流の滞り） → 肌荒れ、頭痛、肩こり
🔸 水滞（体内の水分バランスの乱れ） → むくみ、体重増加、胃の不快感

PMSの根本的な改善には体質を整えることが重要で、漢方はそれを可能にします。

本日の患者さんは、長年PMSに悩まされてきた30代の女性です。

・生理前になると強いイライラや気分の落ち込みがある
・むくみや頭痛、倦怠感がひどく、仕事に集中できない
・生理痛も強く、鎮痛薬が欠かせない状態
・市販薬の効果が薄れてきたため、漢方で根本改善を望まれました

✅ 漢方治療を始めて1ヶ月
・イライラや気分の落ち込みがやや軽減
・むくみが減り始める

✅ 漢方治療を始めて3ヶ月
・頭痛や倦怠感がほぼ解消
・生理痛が軽くなり、薬を飲む回数が減る

✅ 漢方治療を始めて5ヶ月（治療終了）
・PMS症状がほとんどなくなり、生理前も快適に過ごせる
・生理痛もほぼ消失し、鎮痛薬が不要になる
・仕事や日常生活への影響がなくなり、体調が安定

「毎月のつらい症状が改善し、生理前でも気持ちが安定して過ごせるようになりました。薬を飲まなくてよくなったのも嬉しいです！」

漢方治療ではPMSの根本原因を改善し、症状を繰り返さない体質づくりを目指します。今回のケースでは、5ヶ月で症状がほぼ消失し、治療を終了しました。

💰 本日の漢方薬：1日あたり960円
※同じような症状でも、漢方薬の種類や効き方には個人差がありますので、ご理解ください。

漢方の効果をより引き出すためには、日常生活の見直しも大切です。

🌿 ストレス管理 → リラックスタイムを確保し、自律神経を整える
🌿 適度な運動 → 軽い運動やストレッチで血流を改善
🌿 体を温める食事 → 冷えを防ぎ、ホルモンバランスを整える

Q. 漢方はどれくらいで効果がありますか？
A. 通常1～3ヶ月で症状が改善し、4～6ヶ月で大きく安定します。

Q. 病院の薬と漢方は併用できますか？
A. はい、併用可能です。体質が改善したら薬の量を徐々に減らすこともできます。

Q. PMSと生理痛を同時に改善できますか？
A. はい、漢方治療は生理前症状と生理痛の両方に効果的です。

🔍 「PMS 漢方」「生理前イライラ漢方」「月経前症候群改善」 で検索してこの記事を見つけた方も、ぜひ一度漢方による体質改善を試してみませんか？

三井翔大阪漢方薬房代表

東洋医学全般を学び、漢方だけでなく鍼灸も習得済み。
兵庫県伊丹市で15年以上漢方専門店を経営し、大阪府豊中市にも店舗を構える。
伝統的な漢方理論と最新の健康科学を融合させ、個々の体質やライフスタイルに合わせた漢方治療を提供。
漢方勉強会の講師や、企業向け健康管理プログラムの監修等でも活動中。