起立性調節障害の治し方 – 朝起きられない・めまいを克服！

2025年4月8日 2025年4月8日三井翔

三井翔

起立性調節障害の治し方 – 漢方による体質改善のポイント

起立性調節障害は、自律神経の乱れによって血圧や血流が不安定になるため、朝起きられない、めまい、動悸、頭痛などの症状が起こる病気です。漢方では、次のようなタイプ別に体質改善を行います。

🔸 気虚（エネルギー不足） → 朝の倦怠感、疲れやすい、集中力低下
🔸 血虚（血流不足） → 立ちくらみ、青白い顔色、冷え性
🔸 瘀血（血流の滞り） → 頭痛、慢性的なめまい、月経不順
🔸 水滞（水分代謝の乱れ） → フラフラ感、回転性めまい、むくみ

今回の患者さんも、このようなタイプ分けを行い、漢方薬と生活習慣の見直しによって体質改善を目指しました。

中学2年生の女子 – 受験を前に起立性調節障害を治したい

本日の患者さんは、去年の夏頃から起立性調節障害の症状で悩まされていた中学2年生の女の子です。

・朝起きられず学校を休みがちだった
・午前中はフラフラして動けない
・回転性のめまいが頻繁に起こり、日常生活に支障があった
・受験を控え、焦りと不安を感じていた

病院では「起立性調節障害」と診断されましたが、根本的に改善したいとの思いで漢方治療を始められました。

漢方治療の経過（6ヶ月目・治療終了）

✅ 漢方治療を始めて1ヶ月
・朝起きる辛さがやや軽減
・食欲が出て体力が少し向上

✅ 漢方治療を始めて3ヶ月
・午前中のめまいやフラフラ感がほとんどなくなる
・学校に行ける日が増え、午後の体力も安定

✅ 漢方治療を始めて6ヶ月（治療終了）
・毎朝スムーズに起きられるようになり、学校を休むことがなくなる
・回転性のめまいが完全に消失し、日常生活が快適に
・集中力が改善し、勉強にも意欲的になる

患者さんのコメント

「漢方を始める前は本当に毎日が辛かったけれど、今はすっかり元気になりました！受験勉強も頑張れそうで、本当にうれしいです！」

起立性調節障害を漢方で治すメリット

✔ 根本的な体質改善 → 自律神経を整え、症状の再発を防ぐ
✔ 副作用が少ない → 身体への負担が少なく、長期間の服用も安心
✔ 心身全体のバランスを整える → 冷え性や月経不順なども同時に改善可能

起立性調節障害の治し方 – 生活習慣のポイント

漢方治療と併せて、生活習慣を見直すことも重要です。

🌿 規則的な睡眠リズム → 夜更かしを避け、一定の時間に就寝・起床を
🌿 ストレス管理 → 自律神経を安定させるためにリラックスする時間を持つ
🌿 適度な運動 → 血流改善と体力アップを目指し、軽い運動を継続する
🌿 食生活の改善 → 身体を冷やさない食事を心がけ、バランス良い食生活を

起立性調節障害Q&A

Q. 漢方の効果はいつ頃出ますか？
A. 体質によりますが、一般的には1～3ヶ月で改善が現れ、6ヶ月ほどで安定します。

Q. 病院の薬と漢方薬は併用可能ですか？
A. はい、併用できます。体調が良くなれば医師と相談し、病院薬を減らすことも可能です。

Q. 治療を受けずに自然治癒しますか？
A. 思春期を過ぎると自然治癒することもありますが、漢方治療で早期改善と再発予防が期待できます。

起立性調節障害の治し方をお探しの方へ

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大阪漢方薬房

三井翔大阪漢方薬房代表

東洋医学全般を学び、漢方だけでなく鍼灸も習得済み。
兵庫県伊丹市で15年以上漢方専門店を経営し、大阪府豊中市にも店舗を構える。
伝統的な漢方理論と最新の健康科学を融合させ、個々の体質やライフスタイルに合わせた漢方治療を提供。
漢方勉強会の講師や、企業向け健康管理プログラムの監修等でも活動中。