蕁麻疹＜漢方治療2ヶ月目＞

2025年4月5日 2025年4月5日三井翔

三井翔

蕁麻疹 – ストレスが原因のかゆみを根本改善する漢方治療

蕁麻疹は、皮膚に突然赤い発疹が出て激しいかゆみを伴う症状で、特にストレスや疲労が原因となることが多くあります。漢方では、以下のようなタイプに分けて体質改善を図ります。

🔸 肝気鬱結（ストレスで気の巡りが悪化） → 突発的な蕁麻疹、イライラ、不眠
🔸 血熱（体内の熱・炎症の蓄積） → 皮膚の赤み、強いかゆみ、熱感
🔸 気血両虚（エネルギー・血の不足） → 疲労感、冷え、慢性的な蕁麻疹

漢方治療では、一時的な症状を抑えるだけでなく、ストレスなどの根本的な原因を改善し、再発を防ぐことを目標としています。

本日の患者さんは、仕事やプライベートでストレスを感じると、全身にかゆみを伴う蕁麻疹が出るという30代の女性です。

病院で「ストレス性蕁麻疹」と診断され、抗アレルギー薬を処方されましたが、根本的に改善したいと漢方治療を始めました。

✅ 漢方治療を始めて1ヶ月
・かゆみの強さが少し和らぐ
・ストレス時の蕁麻疹発生頻度が減少
・睡眠の質が向上し、体の疲労感が改善

✅ 漢方治療を始めて2ヶ月（現在・治療途中）
・蕁麻疹の出る範囲や頻度がさらに減少
・ストレスを感じても症状が軽度で済む
・精神的に安定感が出てきて、日常生活が楽になる

「以前はストレスが溜まるとすぐに蕁麻疹が出ていましたが、最近は出てもすぐに治まるようになりました。根本的に良くなっているのを感じます！」

ストレス性蕁麻疹は、「体質の問題」として捉え、漢方で自律神経や血流を整えることで症状を軽減し、再発を防ぎます。今回の患者さんも、2ヶ月目で改善が見られていますが、今後も治療を継続しさらに体質を安定させます。

💰 本日の漢方薬：1日あたり970円
※同じような症状でも、漢方薬の種類や効き方には個人差がありますので、ご理解ください。

Q. ストレス性蕁麻疹に漢方は効きますか？
A. 漢方は、ストレスによる自律神経の乱れや血流不良を改善し、蕁麻疹を根本から改善するのに効果的です。

Q. どのくらいの期間で効果を実感できますか？
A. 個人差がありますが、多くの方は1～2ヶ月ほどで効果を感じ始めます。

Q. 薬との併用は可能ですか？
A. 病院の薬と併用可能です。症状が落ち着けば、徐々に薬を減らしていくこともできます。

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三井翔大阪漢方薬房代表

東洋医学全般を学び、漢方だけでなく鍼灸も習得済み。
兵庫県伊丹市で15年以上漢方専門店を経営し、大阪府豊中市にも店舗を構える。
伝統的な漢方理論と最新の健康科学を融合させ、個々の体質やライフスタイルに合わせた漢方治療を提供。
漢方勉強会の講師や、企業向け健康管理プログラムの監修等でも活動中。