帯状疱疹後神経痛＜漢方治療5ヶ月目＞

2025年3月28日 2025年3月28日三井翔

三井翔

帯状疱疹後神経痛 – つらい神経痛を根本改善！

帯状疱疹後神経痛は、帯状疱疹が治った後も神経に痛みが残り、焼けるような痛みやピリピリ感、しびれが続く病気です。漢方では以下のタイプに分けて治療を行います。

🔸 瘀血（血流の滞り） → 強い痛み、刺すような痛み、皮膚の色素沈着
🔸 気滞（気の巡りの乱れ） → ストレスにより痛みが悪化、張るような痛み
🔸 寒邪（冷えの影響） → 冷えると痛みが増す、冷感を伴う痛み

帯状疱疹後神経痛は、早期の漢方治療で痛みの慢性化を防ぐことが大切です。今回の患者さんも、漢方を用いて体質改善を目指しました。

本日の患者さんは、5ヶ月前から帯状疱疹後の神経痛が続いている60代の女性です。

・皮膚がピリピリし、焼けるような強い痛みが続く
・服が触れるだけでも痛く、睡眠にも支障がある
・痛み止めを飲んでも十分に改善せず、副作用も気になる
・家事や外出が困難で、気持ちも沈みがちに

病院では「帯状疱疹後神経痛」と診断され、痛み止めを処方されていましたが、根本的な改善を希望され、漢方治療を開始しました。

✅ 漢方治療を始めて1ヶ月
・痛みが少し軽減し、日常生活の動きが楽になる
・夜間の睡眠が改善し始める

✅ 漢方治療を始めて3ヶ月
・ピリピリ感や強い痛みがさらに軽減
・服が触れても耐えられるようになり、睡眠の質が改善
・外出や家事が徐々にできるようになる

✅ 漢方治療を始めて5ヶ月（治療途中）
・日常生活にほとんど支障がなくなり、痛みの発作が少なくなる
・皮膚の違和感が大幅に減少し、精神的にも安定
・まだ完全には治っていないが、生活の質が著しく改善

「漢方治療を始めてから、痛みが少しずつ良くなってきました。夜も眠れるようになり、家事や外出が以前より楽になりました。完全回復まで続けたいと思います。」

帯状疱疹後神経痛は、痛みの根本原因を漢方薬で改善し、再発や慢性化を防ぐことが重要です。今回のケースでは、5ヶ月で大きく改善しましたが、完全回復を目指して治療継続中です。

💰 本日の漢方薬：1日あたり820円
※同じような症状でも、漢方薬の種類や効き方には個人差がありますので、ご理解ください。

✔ 痛みの根本原因を改善 → 血流や自律神経を整え、神経痛の再発を予防
✔ 副作用が少ない → 一般的な鎮痛剤に比べ胃腸への負担が少ない
✔ 体全体の健康を整える → 血流改善、睡眠改善、気持ちの安定も得られる

漢方治療の効果を最大限に引き出すために、生活習慣の改善も重要です。

🌿 冷え対策 → 身体を冷やさず、温かい食事や服装を心がける
🌿 ストレス管理 → リラックスの時間を確保し、精神的負担を減らす
🌿 適度な運動 → 軽い運動やストレッチで血流を改善

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三井翔大阪漢方薬房代表

東洋医学全般を学び、漢方だけでなく鍼灸も習得済み。
兵庫県伊丹市で15年以上漢方専門店を経営し、大阪府豊中市にも店舗を構える。
伝統的な漢方理論と最新の健康科学を融合させ、個々の体質やライフスタイルに合わせた漢方治療を提供。
漢方勉強会の講師や、企業向け健康管理プログラムの監修等でも活動中。